畳表用い草栽培時の使用農薬平成10年度計画表 JA八代千丁支所提供
計画防除
計画外防除

12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
雑草防除 植付
 
活着
          第1回       第2回    
第3回
               
芯食虫蛾防除                           第1回   第2回   第3回 第4回   第5回      

魚毒性 A類 B類 C類
詳細は
農薬の魚毒性分類の基準へ

雑草防除
時期 魚毒性 名称 使用量
植付直後 モーダウン粒剤 3kg/10a
活着後 ロロックス粒剤 3〜4kg/10a
第1回
第2回
カソロン水和剤 200〜250g/10a
モーダウン粒剤 3kg/10g
第3回 ナブ乳剤 150〜200cc
ワンサイド乳剤 100〜200cc

芯食虫蛾防除
時期 魚毒性 名称 使用量 JA八代千丁支所店頭販売
第1回〜第5回 アルフェート粒剤 4kg/10a
オルトラン粒剤 4kg/10a
シクロサールU粒剤 1.5kg/10a
オフナガードDL剤 4kg/10a 不可
スミチオン紛剤 4kg/10a 不可
スミチオン乳・水和剤 1000倍・100g 不可
バイジェット乳・水和剤 1000倍・100g 不可
レルダン乳剤 1000倍・100g 不可
バイジット粒剤 4kg/10a 不可

農薬の魚毒性分類の基準

安全性 区分 分類の基準 注意事項の表示
コイに対する
TLm
ミジンコに対する
TLm
高い








低い
A類 10mg/Lより大 0.5mg/Lより大 通常の使用方法では魚介類に影響はない。
B類 10mg/L以下
0.5mg/Lより大
0.5mg/L以下 通常の使用方法では魚介類に影響は少ないが,一時的に広範囲に使
用する場合十分注意する。
B−s類 2mg/L以下 B区分のうち特に注意が必要なもの。
C類 0.5mg/L以下 散布された薬剤が河川・湖沼・海域及び養殖池に飛散または流入す
る恐れのある場所では使用せず,これらの場所以外で使用する場合
も,一時に広範囲に使用しない。散布に使用した器具及び容器を洗
浄した水,使用残りの薬液ならびに使用後の空きびん及び空袋は,
河川などに流さず,地下水を汚染する恐れのない場所を選び,土中
に埋没するなど安全な方法で処理する。
特定
農薬
PCP除草剤
ベンゾエピン
(チオダン,マリックス)
デリス
(デラン,ゲラン,デリス,デトール,
 デリコン,トリヒン)
C区分と同じで,さらに次ぎを追記する。使用禁止地帯では使用し
ないこと。また,使用制限のとられている地域では,その使用条件
にしたがって使用すること。

TLm
特定の供試魚を段階的に希釈した試料水中で,一定時間飼育し,その50%が生き残りうる薬剤濃度
備考)農林省農政局長通達 40農政B第2735号 昭和40年11月25日


魚毒性試験について
農薬の魚類に対する毒性評価として行うもので,試験は原則としてコイを用い,農薬製剤や原体を水に溶解または懸濁させた水槽中で飼育し,48時間以内にその半数が死亡するmg/L (半数致死濃度TLm)を求める。